刈谷市にて、外壁塗装のついでに倉庫のトタン屋根を補修しました。
ので、トタン板とは?を書きたくなりました。
皆さんこんにちは!
アルファホームの鈴木寧(やすし)です。
倉庫のトタン屋根が傷んできたので外壁のついでに塗ってくれとのご要望。
早速塗って、補修もついでに行っておきましょう。
というわけで今日はトタンのお話し。
トタン板というと上のような屋根に使われたり、
外壁に使われたり、ちょっと古いお家だとよく使われている姿を見かけます。
トタンとはそもそも鉄板に亜鉛をメッキし、対候性耐食性を高めたものを言います。
ちなみに錫(スズ)をメッキするとブリキです。缶詰とかに使われます。
発明されたのは1742年のフランスと思ったより昔、日本では綱吉が犬を大事にしているくらいです。
日本には明治の頃に入り、大正に入る前くらいから普及し始めたそうです。鬼滅の時代にはもう都市部にあったということですね。もしかしたら背景に描かれているかもしれませんが、今度探します。
適正な施工を行えば20年は持つとされていますが、メッキなので表面が傷つくとただの鉄板に戻ります。
なので、
切って加工した時の端部や、釘を打った時の隙間から錆びていきます。写真はダブルパンチで錆びた状態。
昔の施工はそれでもそのまま釘を打っていたようですが、最近はこんな風に、
波板の頂点に被さるカバーとパッキンが一体化した釘がありとても便利。
これなら簡単にかつ早々水も入ってこないように施工できます。
今では進化系として亜鉛にアルミとケイ素を混ぜたガルバリウム鋼板が主流となりました。
しかし新しいことだけでなく、古いこともきちんと勉強しなければリフォームというものはできないものだと感じています。
それでは本日はこれで失礼します。
ありがとうございました。