2019.11.26更新

知立市にて以前にリノベした物件よりトイレに虫が出てくるとの一報、早速調査に向かいます。

というわけで皆さんこんにちは! アルファスタイルの鈴木寧(やすし)です。

 

今回の作業は去年の夏に内装を大規模に改修したお家、最近トイレに細かな虫がいるということで外部からの侵入ではないかとのご一報、添付された写真は下の通りでした。

ちょこまかちょこまか

ちょこちょこと黒い点々、たしかに何かいます。

現場へ行く道すがらトイレ近辺の情報を整理。原因についてもしやという事項がいくつか浮かびましたので現着後即座に確認。

外回り

一つ目の懸念事項はトイレのすぐ外にありました。

この写真、赤丸の中にトイレの排水管が見え隠れしています。ここに排水管が見えるということはトイレの床と外の地面はほとんど差がありません。昔のお家ではままあることですが、これが虫が入り易くなる下地となってしまします。

たしかここのトイレの壁はコンクリートブロックに囲まれていたはずです。ブロックは年月で当然亀裂が入りますし、排水管によって貫通してるとなればその周辺は特に隙間ができているのではないでしょうか。

 

続けて中の確認。

巾木下

外に面する壁の下を見てみると巾木に隙間が生じています。なんでしょう、ゴムの劣化にしては施工から早いですが、穴が後から開いたようにも見えます。

完工時

完工時の写真にはさすがにピンポイントには残っていませんが、そこまで露骨に開いていないように見えます。

 

なんにせよ、原因がわかりましたので一人対策会議。

虫はおそらく外のコンクリートの亀裂からこの巾木下を潜って侵入してきています。どこか塞げば止まるでしょうが、コンクリートを塞ぐには外壁を剥がす必要がある上に細かい亀裂を探す手間がすごいことになります。古いものですのですぐに新たな亀裂が入る恐れも0ではありません。

となると巾木下をコーキングで塞ぐのが最適解。

コーキングふさぎ

穴が開いている個所を中心に、全体を塞いでいきます。

全体

クリアーなのであまり目立ちません。

念のため巾木上もボンドコークで埋めて作業終了。

 

今の建売のようにシステマチックに造っていないからこそ起きるこういった事態。すべてを予防することができないのがリフォームの難しいところであり、工事後に対処しなければいけない案件も多々あります。

しかしこれをおざなりにすれば他のお客様から工事をいただくこともなくなってしまいます。

しっかり対応するためにもより一層経験を積んでいかなければなりません。

 

それでは本日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

投稿者: アルファホーム

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