長坂です。
今日は10年前に私が担当した注文住宅の定期点検に行きました。点検自体は専門のコンサルタント会社に外部委託していますがアルファホームの担当も誰か付き添います。→アルファホーム定期点検は1年、2年、5年、10年
まずは外視点検から。
↓ 委託先の方々がじーっと眺めております。
屋根の様子、外壁の様子、樋やサッシ等、基本は目で見て確認です!
屋根の平板瓦は特に問題ありませんが、外壁は色褪せてきました。触ると手に粉が付いたり継ぎ目のコーキングなんかも硬化してひび割れも目立ってきましたので今のうちに外壁の塗替えをご提案します。
お次は排水管の確認。画像は雨水マス、土やゴミなどもなくとてもキレイです。他にもキッチンやトイレの排水管もしっかり全部空けて確認しました。少しこびりつきが見えましたので市販の排水洗浄剤をお願いします。
さてこちらはお客様によるちょっとしたお庭いじりの場。この中に気になる箇所があります。
寄ってみるとやっぱり木材が喰われてました、こいつはしろありの仕業です。
幸い建物の方には来てませんでしたしここにも既にいませんでしたが、今後充分気を付けてってもらいたいですね。
海が近いエリアでは特に要注意です!
さて建物の中に入ってからも点検は続きます。
水を流して排水管の水漏れをチェックしたり、建具やサッシの開け閉め等々をチェック。
それにしても懐かしいです。ここは長期優良住宅で国の補助金も使いました。当時まだ慣れていませんでしたので申請手続きにとっても苦労した覚えがあります、、。
2階が少しスキップフロアになっています。これは1階リビングの天井を高くしたため。
床下に潜ってのしろあり点検は室内の重要点検事項です。床下に潜って点検ついでに写真を取りその場でお見せしながら分かり易くご説明をしています。
過去データを交えながら注意点や傾向と対策のお話をします。
場所や周辺環境で家の状態も変わってきます。問題がなければ良いのですが不具合あれば早期発見・早期治療が鉄則です。そのため定期的な点検はとても大事になってきます。
建ててからも長いお付き合いをお願いします。