2019.01.22更新

アルファスタイル村井です。刈谷市で鉄筋コンクリート住宅の天井の結露の対策工事を施工させていただきました。こちらのお宅ではもともと別件の工事をご依頼いただいていたのですが、別件工事の下見の際に天井が下がってきているのが判明して、一緒に施工させていただくことになりました。

 

 

施工前の天井の状況です。照明器具の引掛けシーリングが抜け落ち、クロスのジョイントも口が開いてきています。よく見ると天井も全体的に撓んできています。雨漏れか結露が原因だと推測されます。

天井施工前

 

まずは、天井を解体しました。石膏ボードと下地材が水でベタベタに濡れています。

天井解体

 

天井の断熱材を剥がしてみると水滴がびっしり天井についていました!原因は結露でした!断熱材と躯体が密着しておらず隙間があり、断熱材と断熱材の接合部も隙間があるのが原因です。

天井結露状況

 

天井にはジャンカ(コンクリートの打設不良の事例の一つ。 締め固め不足やセメントと砂利の分離、また型枠下端からのセメントペーストの漏れにより空隙ができ強度が下がり、脆くなっている状態を言う。)もあり結露によって露出している鉄筋も錆びていました。

天井解体後

 

鉄筋の錆を落とし、ジャンカは左官工事で補修しました。

ジャンカ補修

 

新しい断熱材を施工しています。断熱材と躯体をしっかり密着させ、断熱材同士の接合部分には気密テープを貼りつけて施工しました。

天井断熱入れ

 

木下地と石膏ボードも改めて施工して完了です。断熱材は入れてあれば良いというものではありません。正しい施工をして初めて効果を発揮します。結露でお悩みの方は弊社にご相談ください。

下地組

 

投稿者: アルファホーム

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