名古屋市にて着工中のマンションリノベですが、解体工事が無事に終了です。大きなトラブルもなく終わって少し気が楽になりました。ご入居者の方には本当にご迷惑をお掛けしました。ご協力ありがとうございます。
こんにちは、アルファスタイル廣村です。
今回はスケルトンリノベとなります。天井も床もなにもありません。ここまで配管も露出しているので、配管類もすべて更新します。
さて今回は、この解体した状態に「スミ出し」という作業を行います。これは、現場管理者(現場監督)の一番大切な仕事です。リノベ図面と現状を見比べ、どの位置に間仕切壁が設置するのか躯体に「スミ」を出します。なぜ「スミを出す」といのか。それは、スミツボという道具を使い目印になる線を引くからです。
モノタロウのHPに詳しく説明が出ています。参考にどうぞ。こちらから。
このように、図面を参考にしながら、マンションのスラブ面に線を表記します。主にスミ出しするのは、水廻りの間仕切壁の仕上がり。このスミ出し作業が完璧に出来れば、現場監督としては一人前。建築資材の大きさ、厚み、おさまり、大工工事の仕上がりなど、実は建築に必要な知識がないと出来ない作業なんですね。地味な作業ですが、現場では最も重要な仕事です。
次は、このスミを元に配管工事を予定しています。お楽しみに。