こんにちは、アルファスタイルの岡田です。
連日投稿で失礼いたします。
OBのお客様にご紹介いただきまして、土留めのご相談をいただきました。
土留め??
これです。擁壁とも言います。
どんなご相談かと言いますと・・・
こんな状態でした。
これでは、昨今のゲリラ豪雨からの地すべりを感じざるおえません。
やりすぎコージ―風に言ってみました。すみません あばれる君のセリフです。
とても不安で心配だと思います。
全部壊して造り替えるのがベストかもしれませんが、
土留め工事はかなりの費用がかかります、普通に
国産のワンBOXカーが買えてしまいます。
コストのご説明など、色々お話しさせていただきました。
また、お客様が当時の工事の様子を写した写真をお持ちでしたので見せていただき
お施主様に土留めの補強と劣化対策を提案させていただきました。
まず、補強の工程です。
土留めの亀裂に無収縮モルタルを充填していく工程
隙間を埋める作業にネタ(モルタル)がしっかり充填できるように人工的に
溝を作ってあげます。Vカットなど・・
その溝にモルタルを充填して、土留めの外からの雨水の侵入を軽減させます。
雨水が侵入してしまうとコンクリートの中の鉄筋が錆びてしまったり、
アルカリ骨材反応を引き起こす要因になります。
上記はコンクリートの劣化現象の一つです。
表面で起きる現象は白華現象といいます。
先ほどの工程が完了すると、よく乾かし撥水コーティングをして、
鉄板補強の工程になります。
これは、それ以上割れが広がらないように抑え込む効果があります。
土留めの高さに応じて鉄板を製作します。鉄板の厚みは6mm
今回製作した鉄板を重さを表すと約60kg 成人男性1人分
知ってましたか?? 鉄の比重 水の何倍??
水・・・1
コンクリート 2.25 だったかな?
鉄筋コンクリート 2.45 だったかな?
鉄 7.85 だと思います。
すみません、しっかり調べずにすみません。
大学生の時の記憶ですが、
鉄・・・重いんです!!
実際、私と、鍛冶屋さんで運んで、設置しました。
少し雨もちらつき、汗だくな2人に恵みの雨でした。
9月21日の出来事でした。
今日はこれで失礼いたします。
ありがとうございました。
続は、20時間後に更新します。