分譲地での新築工事で、お土地の資料にありました。雨水浸透貯留施設。
この内容について今回は解説します。
皆さんこんにちは!
アルファホームの鈴木寧(やすし)です。
最近兄が新築を検討していて話を聞いたのですが、大手さんの○○タウンのような分譲地だと景観の関係でお庭に植える樹の本数も指定があるらしいですね。弊社の事業規模では中々想像のつかないスケールです。
それは置いておいても、最近の分譲地ではいろいろと条件や機能が付いていることが多いそうです。
その内の一つが今回解説する「雨水浸透貯留施設」
一例を挙げるなら東京の地下神殿、「首都圏外郭放水路」とかのことです。
雨水を一時的に貯めて、ゆっくりと排水することで河川に水が集中するのを防ぎます。
宅地用の物はここまで壮大なものではなく、こんな感じ。
中央で盛り上がっているのがそれです。
中身は砕石を敷き詰めて隙間に水が入るようになっているとのこと。
排水口から中を覗くとこんな感じ。
途中で排水管が切れているのがわかります。
その先が砕石群でしょう。
砕石で雨水を貯めて、地面に流しきれなかった分が排水口に入り普通に側溝へ排水される仕組み。
工事の際には雨水管がここに流れるようにすればいいようです。
大きく造成する分譲宅地などは雨水浸透貯留施設を設ける場合が増えているようです。
お土地探しの際はそういうものかとご参考になれば幸いです。
それでは今回はここまで
ありがとうございました。