刈谷市で勝手口をクローゼットにしたいというご相談を受けて行ってきました。
皆さんこんにちは!
アルファホームの鈴木寧(やすし)です。
今回の現場がこちら。
居室の一角の土間、「勝手口」というと少し語弊がありますがかつては外に通じるドアがあった一角です。
もう使わないということで塞いだのですが、土間のままデッドスペースと化していました。
ここにクローゼットを造りたいというのがご要望。早速やっていきましょう。
まずは床組。土間の四辺を下地としてそれぞれにビスを揉んで固定していきます。
流石に古いお家だけあって写真の右と左で1cmほど高さが違いますが、人が上に乗る想定ではありませんのでお施主様に確認して床レベル優先。床と段差ができないように組んでいきます。
壁を確定させたら巾木代わりの雑巾摺、手で行う作業はどうしても床と壁の境界が空いてしまいます。見栄え的にと言うのもありますし、虫などが入らぬようにと言う意味でも塞いでおくのが無難です。私の実家ではこういった隙間からムカデとかGとか出てきたこともあります。
お施主様がコスト重視のクロスなしをご要望でしたので今回はベニヤ仕上げ。
ここだけのためにクロス屋さんを呼んでしまうとクロスの材消費よりも人件費が高く付きます。具体的には総工費が3~4割増しくらい。冗談みたいな話ですが、こういった1日2日の工事は材料を安くするよりも職人さんの必要数を抑えた方がずっとコストダウンになります。
真ん中の棚もベニヤの固定棚で新建材を一切使わないので配送費も抑えてあります。
カーテンを取り付けて完成。
周囲が板づくりなのでベニヤ仕上げでもそこまで違和感を感じない形となりました。
弊社で何回も工事してくださっているお客様、今回の大工さんとも何回もお会いしていますのでその場で棚の調整などを行いながらの工事でした。
私としましてもお施主様のご意思をプランに反映させやすく、よりご満足いただける工事がしやすい形へとなっていくのではないかと思います。
それでは本日はこれで失礼します。
ありがとうございました。