刈谷市 浴室の水漏れ対応
2020.10.30更新
刈谷市内にて、浴室から水が流れてくるので来てくれとの通報。
漏水?流れてくる?シャワーの水が?
お電話では状況が飲み込めませんがとにかく行ってみましょう。
というわけでみなさんこんにちは!
アルファホームの鈴木寧(やすし)です。
今回の現場がこちら、ドンッ!
ファッ!?床がふやけとる!??
床の合板が水を吸いすぎてクッションフロアの接着剤が溶けているのが見てわかります。
踏むと今にも抜けそう。お風呂上りにはかなり危険な状態です。
少しカメラを下げて撮影するとわかりますが、浴室と洗面所の床の高さが一緒です。
「シャワーの水が流れてくる」なるほどこういうことですか。バリアフリーの弱点です。
現在のバリアフリー浴室は入口扉のレールにしっかりした水返しが付いてる上に排水能力も高くなっているので洗面に流れてくることはまずありません。しかし昔のバリアフリーはレールで水を処理しきれずにこうなる事例が稀にですがあるようです。
ここまでくれば大引きが腐りかけている恐れもあります。床を組みなおすしかありません。
というわけで解体いたします。
解体屋さん曰く「板を毟る」作業を終えて下地を撤去するとベタ基礎が見えてきました。
床下まで水が溜まっていたらどうしようかと不安でしたが大丈夫そうです。これで布基礎でしたら望まぬ泥んこ遊びをする羽目になっていたでしょう。嵌まるのは沼だけで十分です。
右手に見える土台も腐食は無さそう、1日乾かせばそのままで利用できそうです。
次の日には大工さんによって床を組みなおしていただきます。
ちなみに横で私はレールの掃除。かなりきれいになりました。
改修に際して床の高さを9㎜上げてあります。
浴室側はL字アングルとコーキングで防水仕様に、掃除で排水機能も戻っているのでまた水びたしということにはならないでしょう。
入り口側も斜めの見切りを入れて対応、色が全く一緒でびっくりしています。
元と同じくクッションフロアで仕上げ、きれいに納まってホクホクです。
バリアフリーの浴室で水が流れてきてしまうという方がいらっしゃいましたらお気軽に弊社までお電話ください!
それでは本日はこれで失礼いたします。
ありがとうございました。
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