皆さんお久しぶりです! アルファスタイルの鈴木寧(やすし)です。
HPリニューアルが完了いたしまして約二か月ぶりの更新、その間に暑すぎる日々が過ぎ、日本人は30℃で秋を感じる民族となってしまいました。
おかげで用意していた真夏ネタは7つほど旬を逃してしまった次第、仕方ないので来年に回しましょう。
さて、そんな平成最後の夏に何をしていたかと言いますと、
屋根に上りまくっていました。 まいにち、まいにち、ぼくらはてっぱんのー。
名古屋40℃らしいですねー、ここいくつでしょうねーなんて屋根職人さんに聞いてみたら60℃くらいかねーなんて返ってきました。
一度は体感してみたかったデスバレーへの夢を打ち砕かれた瞬間です。
そんな安全靴履いてても足の裏がやけどしそうな屋根工事をしていたのが刈谷市板倉町のW様邸。
実はこれ、耐震工事の一環です。写真の通り、昔ながらの土葺きの瓦。これがめちゃくちゃ重いです。
厚さ10㎝として1㎥につき大体100㎏くらいでしょうか、水ではないので少し計算が違いますがイメージはそれくらい。
現在の主流はルーフィングシートを張るだけなのでかなり軽くなるはずです。
そこまでの道のり、せっかく写真が貯まったので一気に見ていきましょう。
まずは瓦剥がし。
落ちていかないように職人さんが綺麗に重ねていきます。青い瓦に反射した日光がまぶしいですね。
頭がやられてきた私はこれがペンギンの群れに見えてきました。
土を下ろし終わると今の新築現場ではあまり見られない防水シートが見えてきました。
めくるとこんな感じ。野地板がやせ細っています。垂木の上を歩いて行かないと容易に踏み抜いてしまうので注意。
この上に新しい野地板を貼っていきます。この時分になってくると屋根の上にも慣れて少し手伝いができるようになってきます。
ついでに暑さもピーク。海に行きたくなってきました。たい焼きって熱いから海に行ったんだろうな。
ようやくルーフィングまで来れました。これで雨が降っても一応は大丈夫です。
ここまでくると安心できます。
ほとんどビニールだった今までの防水シートと違ってこちらはゴムとセメントが混ざっています。
なので釘を打っても穴の周りが膨張して隙間を無くしてくれるのが強み。
そしてこれだけで以前の土と同じ防水機能を持っているので大幅な軽量化ができます。
後は瓦を葺いていけば完了。
完成の姿は全部終わってからにしましょう。
はい、これ実は3か月続く耐震工事の前座でしかありません。
というわけで刈谷市板倉町W様邸耐震工事、シリーズ化決定です。
既に第一段階は大工工事が進行中。近日中に続報をレポートいたします。
というところで今回は失礼します。
ありがとうございました。