作業いろいろ
2018.06.15更新
皆さんこんにちは!
アルファスタイルの鈴木寧(やすし)です。
お客様のご要望でいくつか作業をしてきましたのでレポートします。
まずはカーテンレールの取付。
こちら増築工事中の野田町K様より、新しいお部屋にカーテンレールを移設したいとのこと。
しかし内装屋さんも大工さんももう来ないタイミング、もう一度手配するのはさすがに追加料金が発生し......ん?
よく見るとこれ、以前に名古屋で取り付けたことのあるタイプですね。
私でよろしければとお話ししてやらせていただく運びとなりました。
本格的な作業に入る前に分解してお掃除。
古い慣習に凝り固まったクロス片も落としてやりましょう。
入念に埃と傷をチェック。
隣で作業していた電気屋さんが「やらかした? やらかした?」と嬉しそうに聞いてきます。やらかしません。
ポンポンっと位置を決めて完了、恐れを捨てれば簡単にできます。
ビビってたので少し時間がかかりました。
そして次の現場へ。
物干し台を処分できないでしょうかというご要望。
写真は1本だけですがもう1本あります。まぁ、処分だけなら簡単ですね。
と思っていたら会社から鉄パイプとコンクリ台座で分けて捨てろとのお達し。
分別は大切です。
小手調べに引っ張ってみます。
これで外れたらうれしいんですけどね。
ハンマーで叩けば外れるとのこと、やってみましょう。
どこを叩くの?
とりあえず倒したり台座を浮かしたりしながら叩いてみます。
根元を叩いても手ごたえはありません。
どうするんでしょうねこれ。再び倒して引っ張ってみますがやはりびくともしません。
集積場の前を通りがかる車から「何だこいつ」という視線を感じます。
「物干し台に苦戦する会社員だよ」とアイコンタクトしておきましょう。
そもそもパイプが二本繋がっているので片方を引っ張ってももう片方が引っかかる。
まずは接合しているアーチ部を破壊してそれぞれ独立させる作戦でいきます。
アーチをハンマーで叩いてみるといい感じにひしゃげました。何回かやれば吹き飛ぶはず。
せいやー! ん?
ぬ......ぬけてる......!?
なんでしょう、拍子抜けというやつでしょうか。
まぁ、これで抜けるならいいです。もう一方もちゃっちゃとやってしまいましょう。
こちらは少し硬いような、いや、アーチを信じましょう。
いけるいける気持ちの問題だって!
抜けませんでした。どうしてそこで諦めるんだよ......。
しかし衝撃の加え方は合っているはず。カーブを叩いていくと抜けてきました。
この調子でもう一方も......抜けません。
叩きすぎて変形し始めたので一度ストップ。
落ち着いて抜いた方を分析しましょう。敵を知り、己を知ればヒャクショーイッキです。
根元付近の錆が多いです。
おそらくそれで穴の中で膨張してしまって抜けにくいのでしょう。
ならば根元を曲げて変形させれば抜けるかも。
立てた物干しざおに体重を掛けて曲げていきます。
バランスが悪いのでギッコンバッタン、本格的に外からの視線が痛い。
こんな感じで、工事のついでに何かありましたらできる限りお応えする所存です。
普通の現場監督もこんなことしてるのかなと感じないでもない今日この頃。
それでは本日はこれで。
ありがとうございました。
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