2021.05.31更新

蒲郡市のマンションでリノベ工事、今回はキッチンの配管について解説していきます。

マンションのキッチンの配管というとコンクリートのせいで動かせない隠ぺいできないその他諸々と制約の多いもの、今回はどうなっているでしょうか。

 

皆さんこんにちは!

アルファホームの鈴木寧(やすし)です。

 

実は既に終わりかけの物件、たまには反省会的に見直していきます。

解体

さて今回のキッチンを解体してみるとこの通り。

給水、給湯管は床スラブからの立ち上がり、排水管は……半分埋まっていますね。

埋めるなら埋める、出すなら出すにしてくれればいいのですが、何事も中途半端が一番いけません。

しかも管がコンクリートで覆われています。耐火被覆というやつです。パイプスペースの壁から両側1メートルは燃えないように処理をしないといけないと法律で決まっています。

よってこの3本の立ち上がり位置は変えられませんが、このままではキッチンの引き出しに当たります。

逃げ工事

とりあえず動かせない以上はそこからスタートさせるか、新しく引きなおすかの2択です。

給水管はメーターが大元ですので、途中がコンクリートの中でもメーターから引き直すことも可能です。条件がありますが。

給湯管の大元は言わずと知れた給湯器。大抵はパイプスパースかベランダにありますのでこちらも条件次第では引き直しは可能。

今回は諸事情により給湯管だけ変更。給水管はキッチンのパイプスペースの中に納まる計算です。

排水管はどうやっても床より出てくるのがわかります。

床張り

このままではキッチンががったんがったんしますがとりあえず床張り。フローリング分12㎜床が上がるので多少はマシに見えます。

ここからキッチン下に板を敷き、排管の立ち上がりと当たる部分の引き出しは奥行きを削ればいけるはず。

というところで食洗器追加の一報。ここでか。

仕上げ

職人さんたちと緊急で調整・確認を行って最終的な形はこう。

①板を下に敷いて排水管を回避

②引き出しの奥行きを削って配管のスペースを確保

③横の壁に穴を開けて食洗器の給排水を確保

完成

完成。色々やっていますが見た目はいつもの弊社のキッチン。中を弄っても外見に影響が少ないのは誇っていいところのはず。

既製品ならこの三つのクリアは難しかったでしょうが、オーダーキッチンならではの対応力です。その気になればいきなりミーレと言われても付けれます。事前にお願いします。

 

今回は配管が床からの立ち上がりの場合でした。

条件によってできることが決まってくることが多いタイプですので、気になる方はアルファホームへご連絡を下さい。

それでは本日はこれで失礼します。

ありがとうございました。

 

 

 

 

投稿者: アルファホーム

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