地震と建物について
阪神・淡路大震災では、亡くなった方の8割以上が建物の倒壊等による圧死や窒息死でした。特に倒壊した建物の中でも、昭和56年以前の旧建築基準法で建てられた木造建築が大きな被害を受けました。
中央防災会議の発表した東海地震の被害予想では、木造住宅の全壊は最大で19万4千件となっています。現在の科学では、残念ながら地震を避ける事は出来ません。そのため、普段からの地震に対する備え、対策が重要になります。また、自分の家が地震に対してどれぐらい安全かを知る事も必要と思われます。
無料耐震診断の条件
昭和56年以前の建物の無料耐震診断をおこないます。
刈谷市の無料耐震診断の対象となる建物は、下の条件のすべてを備えた建物となります。
- 昭和56年5月31日以前に着工された建物であること
(不明な場合は、不明として申し込んでください。
ただし、この場合、建築課で調査をしてお断りする場合もあります。) - 木造の在来軸組工法及び伝統工法の建物であること
- 平屋か2階建てであること
- 建物の用途は、住宅・併用住宅・長屋・共同住宅であること
- 現在、皆さんが居住している建物であること
- 持家、借家の区別はありませんが、借家の場合の申請は、所有者が申請してください。
◆申請書は、各市民センター、市役所建築課に用意しますので無料耐震診断を希望される方は、市役所建築課へ郵送または直接提出してください。
◆下記「無料耐震診断申請書(メール受付用)」に必要事項を入力の上、メール(kenchiku@city.kariya.lg.jp)にて申請の受付も致しますのでご活用ください。
耐震診断結果について
当社はリフォームを基本事業としてきた強みを生かし、耐震診断結果をもとにフレキシブルな耐震計画を作成することができます。建物の外からも中からも柔軟に対応できるので、リフォームの幅が広がります。