刈谷市野田町 勝手口交換工事
2020.05.16更新
刈谷市野田町で勝手口の交換工事を行いました。
今回は開き戸から片引き戸への変更ということで、刈谷市のバリアフリー工事の補助金申請も行っています。
皆さんこんにちは!
アルファホームの鈴木寧です。
早速ですが今回やってきますのはこちら。
よくある感じの開き戸、一応メインの出入り口として活用されてるそう。一見新しく機能的にも問題なさそうですが。
施主様が足を悪くされておりまして、鍵を回してから開くのに一歩下がる動作が負担になってしまっているとのこと。
調べたら刈谷市のバリアフリー化工事の補助金では開き戸から引き戸への交換も申請できるとのこと。こちらを利用して進めていきましょう。
申請条件は刈谷市居住の65歳以上のみのお家で市民税非課税の要介護認定を受けていないこと。最低限で書いたのに長い、でも要約のしようがない。
さらに補助金については工事費用の9割に市の補助が付き、ただしその対象の上限を10万円までとするとあります。
少々わかりにくいですが、10万円以上の工事でしたら9万円の補助が出ます、それ以下の工事でしたら9割ですよという内容。
勝手口サッシはお値段がしますので作業費も合わせれば10万円は超えてきます。つまり細かい計算なしに申請すれば9万円の補助申請が通ります。
ということでやって参ります。
まずは解体。
引き戸にするために外壁の板金は大きく外します。ここが実はかなり悩みどころ。
あまり高く切りすぎると板金をつぎはぎしなくてはならなくなってしまい、雨水が入る原因を作りかねません。
奥の土間と段差なく設置した場合に引き戸の高さがどうなるか、その上で作業するスペースをどれだけ確保するか考えながら高さを決めます。
そこに取り付け、下に盤木を挟みながら丁寧に水平を出していきます。
悩んだ高さはかなりギリギリですがいい塩梅とも言えます。余裕見たつもりがギリギリになったというだけですが。
そして板金工事、運よく既設と同じものが手に入ったので違和感なく仕上がりました。
そのままだと鍵を開けるのに高くなってしまうのでステップを土間打ちします。
左側まで段差が伸びているのは鍵を開ける時に右手を鍵の正面に持って行けるから。
身体を大きく動かすことをなるべく減らす工夫が必要です。施主様のご意見をいただきながら工事を進めていきました。
幸い一般的な若者の部類に入る私としては言われないと気付かない点の連続です。
これを機に住福祉環境の勉強を始めました。しかし今年の試験は中止になりました。
それでは本日はこれで。
ありがとうございました。
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