刈谷市一ツ木町にて鉄骨家屋の解体工事。
今回は後編としたかったですが意外に書きたいことが多くなってしまったので中編2にします。
予定より伸びるのは漫画の世界ではよくあること。
皆さんこんにちは!
アルファホームの鈴木寧(やすし)です。
前回までのおさらい。
これが、
こうなって、
こんな感じ。
パッと見さっぱりしていますがやらなければならないことはまだまだあります。
鉄骨がさっぱりになっただけでも割ととんでもないことですが。
さて、今回の問題はこちら。
鉄骨の柱は地中に埋めて周りをコンクリートで固めます。作業的には地面と一体化しているといっても過言ではありません。
目線を上げるとまだまだいますね。ここを駐車場にしたければ俺を倒してからにしろと言わんばかりです。
というわけでゴング。轟音とともに柱周囲のコンクリを破壊して抜いていきます。
これなんかはざっと20㎝くらい。しかも近くをガス管が通っているので最後の方はほぼ手作業でした。
抜けてもめでたしとはいきません。ガタガタなコンクリートの端を揃えるために直線の切込みを入れます。
そうしてメインのコンクリートと縁を切ることできれいな仕上げが可能になります。
ガタガタでもいいじゃないのか?
たしかに壊すだけならそういう見方もあるかもしれません。
しかしこの工程があることで最後の仕上がりが変わります。
この通り。
グレーの部分はまだ乾く前ではありますが、新しいコンクリと古いコンクリではどうしても色が変わってしまうもの。
その境界のきれいさは解体の丁寧さによるところが大きいです。
解体はこれで完了、あとは壊さざるを得なかった部分の復旧と補修です。
予定より長くなったシリーズですが次回で完了したいと思います。
それでは本日はここまで。
ありがとうございました。