刈谷市一ツ木町にて、隕石が落ちた家屋の解体依頼がありました。
嘘です、屋根から壊しただけです。
というわけで皆さんこんにちは!アルファホームの鈴木寧(やすし)です。
今回は家屋の解体、正確には減築工事です。
こちらが外から見た現場。
右側に見える黒いお家が母屋、足場に囲まれているお家が長い歴史の中で増築されてきた離れです。
建物自体の老朽化が気になっていたのもあり、娘様がお嫁に行かれるのを機に解体しようというお話。
お家がむやみやたらと広いのは良くありません。経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、普段使わない部屋ができるとどうしても手入れが行き届かなくなります。
そして雨風しのげるならと色々なものが入ってきます。虫ならまだマシですが獣の類になると糞や毛が健康被害を及ぼすでしょう。
そうなってしまう前に早めに解体、物置になってしまうと片付けも一苦労です。
さて本題、先ほどの隣の部屋です。
さっきとは打って変わって壁は土壁。どうやらこのお部屋まで先に建てて先ほどのお部屋はさらに増築されたようです。
土壁は適当なところにバールを入れて引っ張ると割と簡単に剥がれます。丸々と。
こんな感じに。
素材は泥と藁、骨組みは竹に縄、オール自然由来です。たまに骨組みにビニールひもが混ざっているときもあります。
基本的には木の部分と土の部分に分別します。土、木で混ぜて出すと混載扱いで高く付くので。
よって壁を剥がしたら土を落とします。バールで叩いて。
マスクして2m離れて屋根まで開けて換気してるのにこの土煙。密はなくてもむせて仕方ない。
ウイルスってこれより細かいですから恐ろしい。やっぱりただのマスクじゃダメですね、時代は防塵マスク。これを機に見直されたら安くならないかしら。
土煙も積もれば山となる。後は木下地を壊せば金属だけです。
だけですが中々終わらないのが家屋解体。あと2話はこれで引っ張ります。
それでは本日はここまで。
ありがとうございました。