2010-06-14
耐震リフォーム着工です。
外部足場を掛けてしっかりと養生もします。
当然住みながらの工事になります。
部分的に壊しながら改修です。
2010-06-18
内部の解体はほぼ完了です。昔の建物は、柱、梁などは結構太いものが使用されていますが、とにかく筋交い金物が少ないですね。
だから、台風には強いですが、地震には弱いですね。
なぜなら、建物が上にいくほど重たいからです。
普通に考えても上が重たい場合は、バランス悪いでしょ?
2010-06-20
解体したら基礎がありませんでした。
そのため基礎を新たに作成しました。
鉄筋組をしてコンクリートにて作成です。
解体してみると案外図面と違うことが多いのです。
あるはずの筋交いが無かったり、図面と違う構造材の組み方だったり。
でも心配ありません。しっかり改修して、補強すればいいんです。
2010-06-21
筋交いを入れているところです。
白く写っているいる部分が新たに補強した場所です。
これだけ筋交いが入ると見た目にも強くなったなと感じます。
2010-06-22
耐震パネルです。
ダイケンのダイライトMSという商品です。
通常であれば、構造用合板でいいのですが、当社ではこのダイライトをよく使用します。
なぜ?
それは、構造用合板なみの壁耐力もありながら、通気性がとてもよい商品なのです。以前は少々コスト的にも高かったため、合板をよく使用していましたが、最近は合板とあまり値段も変わらないため採用しています。
詳しくはこちら(ダイケン ダイライトMS HP)
2010-06-25
外部廻りにはすべてダイケン ダイライトMSを張ります。
耐力壁を増設するために既設のサッシを撤去して新しいサッシを取り付けしました。
お施主様から”絵柄もなんか強そうな感じがするね!”と。
うん、たしかにそうですね。スーパーマンみたいな人が印刷されていますね。
2010-07-16
外壁をめくりました。
筋交、間柱の足りない部分の
補強をし、ガッチリ金物で固定。
2010-07-16
またまた登場のダイライト。
やはり強そう。
この上に透湿防水シートを張り、
防水処理は完了です。
2010-07-23
洋間の工事が終わり、続けて
廊下の補強工事です。
前と同じように、筋交、ダイライト、金物で、
補強を行っていきます。
掃出し窓の幅を1.5間から1間にして耐力壁(写真の左側)を増やしているところです。
耐震リフォームは、既存の建物の強度にもよりますが、ほとんどの場合は外壁は全面的に張替えになる場合が多いです。また、外部以外にも耐力壁が必要な場合あるため、結構リフォームする箇所が増えます。
耐震診断の結果 0.43
耐震改修後は 1.06
リフォーム費用は5,500,000円です。
600,000円刈谷市より補助されます。(既存0.43 < 1.06)
所得税控除あります。控除対象限度額は200万円以上のため、控除率は10%
固定資産税減額の措置あります。2年間1/2は減額になります。
詳しくはこちらから。耐震リフォームへ